インフォメーション

2015-05-18 22:36:00

川さらい(用水路の清掃作業)に参加しました

大沼町下組自治会では、毎年この時期に用水路の清掃作業を請け負っており、今年も5月17日に開催されました。

川さらいでは、用水路べりの土手の草を刈り、用水路の底にたまった土を掘り上げます(3日ほど前から水流が止められます)。こうすることで水の流れがスムーズになり、下流にも水がいきわたるようになります。

小平は、名前の通り平らな地形のため高低差が少なく、用水路を作るのも大変な作業であったかと思いますし、この川さらいの作業を開拓以来1年も欠かすこともなくやってきたからこそ、今でも水が流れてくるのだろうと思っています。また、この作業は、昔であれば田植え前の重要な準備であっただろうと推察されます。

 

写真は、大沼町7丁目の新小金井街道に沿った大沼田用水を下流(北)に向けて撮ったものです。

ここは、「天井川」です。つまり、両側の畑の地面の高さより高い位置に水が流れています。

この地に水を通すことがどんなに大変だっただろうかと思われます。おそらくは人海戦術で土を運び、土手を築いたのでしょうが、高低差を測る技術はどうしていたのだろうかと思いました。