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2018-11-22 23:17:00

アグリビジネス創出フェアに出展しました


3日間の日程のうち、初日に案内に立ちました。
本当は今日も雨が降ったら行きたかったのですが、。
キウイをたくさん持って行って、小さく切って来場者に試食してもらい、東京ゴールドの説明と宣伝をしました。

こういう展示会に、見に行ったことは何回もあります。出展社次第なのですが、それなりに面白いと思うこともあります。

 

今回は初めて(おそらく今後もないかもしれない)案内する側・出展する側に立ちました。
感想をひとことで言うと、めちゃくちゃ面白かったです。

 

実にいろいろなお客さんが来場されています。
当方としては、できれば他県の生産者に食べてもらって、是非栽培してみてください、ということを言いたかったです。そういう方も何人か来られました。

 

実際にお客さんで多かったのは、卸、外食、小売の方です。
それから、他の出展者の方が来られたのも多かったです。多くは研究者の方、行政畑の方、学生さんです。
農大生もいました。
外国の方も多かったです。ブラジル、中国、韓国、ベトナムなどです。

試食してもらった多くの方には、美味しいと言ってもらえました。酸味が少なく、甘みを感じる東京ゴールドの特徴を知っていただけたかと思います。

 

「どこで生産しているのですか?」という質問が一番多かったです。
私は小平で作っている農家です。都内では他に、三鷹、東村山などで多いです。東京以外では、関東近県のほか、愛媛、佐賀、宮崎、静岡、山口などに大規模産地があります。
そういうお答えです。

 

「ぜひ取引したい。年間○○トンくらい」という話もありました。
うちではせいぜい500~600キロくらいしか生産していませんし、全て直売です。さすがにお応えすることはできません。
卸、小売の方のご要望は、おそらくほとんど都内の農家では対応できないと思います。他県の大産地のものが市場流通するようになるのを待つよりほかないのではないかと思います。

 

「何月に収穫するのですか?」という質問も多かったです。
来場者の大半は農業関係か食品関係の方ですが、意外とキウイフルーツの旬は知られていないようです。ニュージーランドの輸入品が増えすぎた影響なのかなというふうに思います。

 

「農家の方の意見が是非聞きたい」という方がおられました。
大した意見を持っているわけでは無いのですが、と言いながら名刺交換すると、相手は農水省の方でした。

 

用意していった三つ折りの当園パンフレットは、せいぜい3日間で50枚もあれば足りるだろうと思っていました。実際には1日で100枚以上配ることになりました。あとの2日分として50枚くらい置いてきましたが、すぐに無くなったかと思います。
1枚あたり90円くらいかかっています。あまりむやみに配るのも、当方の経営的には無理と言うものです。
農総研の用意したチラシも、3日分のつもりが初日のうちに無くなり、途中でコンビニでカラーコピーしたようです。

 

案内する側になって、見える景色がとにかく変わりました。
うまいこと言えないのですが、普通の農家で終わるつもりが、そうもいかなくなってきたのかなと思っています。これからも何か面白そうなことが起きるかもしれません。

 

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