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2025-05-26 22:53:00
資産管理部会総会
5月23日にJA東京むさし小平地区資産管理部会の総会を開催いたしました。また、小平市都市農政推進協議会の総会も合わせて開催されました。
役員改選により、資産管理部会の部会長に再任され、改めて2年間の任期をいただきました。宛て職として都市農政推進協議会副会長も合わせて再任されました。
荷の重い役職と思いながらもこれまで2年間何とかやってきましたが、これからも地域のため農協のため、役職を果たしてまいりたいと考えております。
資産管理部会の主要な使命は都市の農地を守ることだと思っています。少しでも農地の減少を食い止め、農業生産につなげていきたいと思っています。
都市農政推進協議会では、これまで副会長として資産管理の枠にはまらない発言をしてきました。
今後とも、会長の浅見専務を支えながら、都市農業の振興のため、積極的に発言をしていきたいと考えております。
私自身はやっていませんが、都市農政では学校給食の地場産農産物納入が重要な政策課題となります。
小平市内においても、東京都政においても、給食が農政の主要課題です。
間近には東京都議選が迫っていますが、
東京都政においては、農地のない都心の区においても、子どもたちに地産地消を教えるために、東京都内産の農産物を学校給食に納入する事業が、政策として構想されています。
地元の自民党都議の政策です。
総論としては大変立派な話ではあると思いますが、実際に実現するには難しい課題もあります。
配送はどうするか(一般論として都市農業では運賃が観念されることはほとんどありません)、集配拠点に特別な施設が要る場合はどうするか、
このようなコストを生産側が負担することは過大な負担であり、財政面にも豊かな需要者側の負担とすべきと考えます。
他にもさまざまにインセンティブを付けてもらわなければ、この政策構想は「絵に描いた餅」になるでしょう。
さらに、都心の自治体の中には「オーガニック給食」を推進すると表明したところもあり、こういった自治体とは我々は価値観が合わないので、子どもたちに食農教育を教えるための地場産農産物供給には除外していただく他ないと考えています。
こういったような内容について、議員さんに対して直接ご説明をし、農家の立場を訴えました。
私はゲノム編集のトマトを栽培したり、キウイフルーツ「東京ゴールド」の育成者でもあり、特定の政治勢力とは反する立場にもなりますが、個人の立場も含め、農業者側の立場も説明することができました。
2025-05-12 22:27:00
シシリアンルージュハイギャバ(ゲノム編集のトマト)
昨年、一昨年と続けてきましたが、本年もゲノム編集のトマト「シシリアンルージュハイギャバ」の苗を入手することができました。
従来通り、家庭園芸用として販売されているもので、果実を販売することはできません。
すべて自家用の消費となりますので、当園直売所のお客様にはご理解ください。
私はキウイフルーツ「東京ゴールド」の育成者であり、キウイに限らず果樹に限らず、新品種にはこれまでも興味を持って接してきました。
新品種の中でも、新技術によって生まれた新品種は、特に価値があると思っています。
ゲノム編集技術は今世紀に入ってから確立した技術で、比較的新しい技術と思います。
もっとも2020年のノーベル賞になっていますので、確立した技術だと思います。
私が農大在学中(1993年~)には、「ゲノム」と言う言葉は出てきましたが、「ゲノム編集」という言葉は出てきませんでした。
遺伝子組み換え技術とは違い、突然変異を人為で起こす技術であると理解でき、安全性は(少なくとも私が見る限り)全く問題ないと思っています。
このような技術がもっと普及すれば良いと私は思いますが、世の中はそう簡単にはいかないようで、
今回のシシリアンルージュハイギャバについても、果実の販売は「社会受容の観点から」禁止と言うことになっています。
私はこのような技術が普及するのが少しでも早まれば良いと思い、果実販売が出来ないことは承知のうえで、この苗を購入し、自家用として栽培をしたいと思い、一昨年から取り組み始めました。
今年も従来品種の「シシリアンルージュ」と比較しながら栽培をします(混ざらないように、離して植えています。従来品種の「シシリアンルージュ」は果実を販売することはあります)。
まあ、比較と言っても、ほとんど同じような生育をするのですが。
ギャバの成分量だけが違うはずです。
医療技術では、山中教授のiPS細胞の技術が医療を進化させ、これまで治らなかった難病でも治るようになったと聞きます。
このiPSの技術が単独で使われるのではなく、遺伝子組み換えやゲノム編集技術と組み合わせて使われることも多いようです。
医学の世界では当たり前に使われ、何の問題にもならない遺伝子組み換えやゲノム編集技術が、
農学の世界では必要以上に高いハードルが課せられているようで、私はそれはおかしいと思っています。
新技術の普及に、私に出来ることはしたいと思っています。
2025-05-12 22:13:00
サツマイモを定植しました
サツマイモを定植したというか、何というか、とにかくこの1カ月ほどは本業以外で出掛けなければならないことが多すぎて、どうにも仕事が回っていないように思っています。
ブドウの仕事もほぼ手付かずだったのですが、そろそろいい加減、管理をしなければなりません。
あれをやってこれをやって、ということが本業でも以外でも多すぎて、何から手をつければいいのかもその場限りで判断しているような感じです。
注文していたサツマイモの苗が来ました。まあ、注文していたので来るのでしょうが、予想していなかったためあたふたと畑の準備を始めました。
昨日の午後から始めて、何とかその日のうちに植えるところまで終わるだろうと思っていて、何とか終わらせましたが、終わったのが夜の7時過ぎでした。真っ暗でした。
今回注文したのは、シルクスイート、べにはるかと、もう1品種「栗かぐや」という新品種です。
栗かぐやはホクホク系の新品種で、ベニアズマを辞めたために代わりに作ってみることにしました。
品質が良ければ、今後はこの3品種でやっていきたいと考えています。
夜の7時までかかって植えましたが、その後夜中に雨が降り、今日は一日中曇っていましたので活着には良いのではないかと思っています。
サツマイモの畝を作る作業は機械ですが、マルチを張るのは手作業です。
かまぼこ型のマルチを張れる機械が欲しいといえばほしいのですが、サツマイモにしか使わないのではもったいないかなと思って、
マルチ張りではサツマイモだけは手作業でやっています。
2025-05-09 22:13:00
今日の売り場
今日の売り場です。春の食材が多くなり、切り花も良く売れています。
キャベツも最盛期です。かなり巻きが良いと思います。
少しずっしりしているものの重さを測ったところ、2キロ近いものもありました。
あと少し経つと、キャベツも裂球が出始めてくると思います。そうしますと、間もなく販売終了となります。
今がお買い得です。
(1枚目)
上段・・・ルッコラ、レタス、そらまめ
中段・・・サニーレタス、ラディッシュ、さといも、スナップエンドウ、ほうれん草、小松菜、かぶ
下段・・・キャベツ、ブロッコリー、水菜、チンゲン菜
(切り花)・・・キンギョソウ、ナデシコ

