インフォメーション
2025-11-09 22:37:00
農林水産消費安全技術センターの一般公開
8日午後、市内鈴木町にある独立行政法人農林水産消費安全技術センター(FAMIC)・農薬検査部の一般公開が開催され、見学してまいりました。
http://www.famic.go.jp/information/ippankoukai/
旧の名称で農薬検査所と言っていたころ、武蔵小金井駅に行く西武バスのバス停の名前にもなっていたと思います(現在の「小金井公園北」バス停)。
金魚屋さんの前のバス停が農薬検査所というのはどういうことだろうと、ずっと長い間疑問でした。
ここにこういう試験機関があることを知ったのは、インターネットをはじめて、グーグルマップを使うようになってからです。
ほどなく、モグラ通信という小平市の歴史を調べているサイトを知り、「範多農園」についても知ることとなりました。範多農園のあった場所が、現在の農薬検査部の敷地になります。
https://moguratushin.sakura.ne.jp/hantanouen/1hunter/hantanouenmokuji.html
また以前には、農薬検査所のほかに、現在の名称でいうと一般財団法人残留農薬研究所と、一般社団法人日本植物防疫協会があったようで、農薬関係の機関が3つまとまっていたようですが、残留研は茨城県常総市に、日植防は北区中里にそれぞれ移転しているようです。
一般公開には15名の定員のところ、12名ほどが来場していました。どんな人が見に来ていたのかよくわかりませんが、農家らしい人はあまりいなかったように思います。市内の人も少なかったようです。
ちなみに、私はこだいら観光まちづくり協会のFacebookの書き込みを見て応募しました。
実際の内容は、30分ほど農薬についての一般的な講演があったのち、所内の施設や圃場、機械などを見て回り、その後、常設の展示室を見ました。
あまり専門的に突っ込んだ内容ではなく、一般的な内容、というか、初歩的な内容でした。
もっとも、専門的な内容を話し始めれば専門的過ぎてこちらには理解が難しいことになってしまうのかなとも思います。
圃場もあるようですが、栽培試験などはしておらず、職員の研修目的で栽培をしているようなことでした。
場所的には、南側は小金井カントリークラブと接しており、西側は武蔵野ゴルフの練習場と接しています。
範多農園の歴史ともあいまって、面白い土地ではあります。
農薬検査部じたいは、小平の農業と特にかかわることもないようですが、FAMICの活動は農薬一般にとって重要ですので、今後とも注目していきたいと思います。
2025-11-09 21:21:00
全国農林水産物直売サミット(長野県)に参加しました
11月6日、長野市で開催された全国農林水産物直売サミットに参加してきました。
コロナ禍を除いて、毎年開催されていますが、7年ぶり(4回目)参加してきました。
今回は産業祭間近なため、11月7日の現地視察は参加できませんでしたが、いずれ長野県内の直売所も見て回るつもりでいます。
長野県といえば、私は全農職員時代、長野県産キノコ(エノキ、シメジ)の担当でした。日本一の産地で、農協に結集する農家の姿に接し、巨大産地というイメージを持っていました。
高原レタス、キャベツの産地としても、リンゴ、ブドウなど果樹産地のとしても巨大です。
「数は力・品質は信用」というキャッチフレーズが選果場に掲げられているのを見て、東京農業はまともにやっていては大産地に勝てない、全く歯が立たないと思ったものです。
その大産地長野県では、どのような直売所が展開されているのか、ちょっと疑問でもありました。
サミットでは、道の駅信州新町、丸子農産物直売加工センターなど多くの方の話を伺い、直売所の原点とは、を考えさせられました。
特に長野では中山間地の高齢化が進み、苦労が多いようです。何ができて、何ができないのかを選別する時期でもあろうかと思います。これは私たちも同様です。
懇親会の席には、長野県の地元食材を使ったコース料理が出ました。これまでのサミットではビュッフェ方式でしたが、コース料理として提供できるのは、メニューの工夫が凝らされていて、素晴らしいことだと思いました。
主催されたまちむら交流機構のみなさま。産直新聞社の皆様大変お世話になりました。
2025-11-01 00:00:00
農業視察・技術的相談についてのおことわり
★★★2021・1・22追記★★★
本稿は2020年12月7日に書きました。しばらくの期間、トップに来るように日付を変えて表示させます。
★★★★★★
テレビに出していただいたり、またこのようなホームページをしている関係で、当園のようなところにも視察に来たいという依頼が来ることがあります。
私自身も数多くの所属団体の事業を通じて、多くの農家・圃場の視察をさせていただき、学ばせていただいてきました。
当然、そのような団体からのご依頼にはお応えすべきものと思っております。視察を受け入れることが、受け入れる側にとっても勉強になるとも思っています。
お世話になっている所属団体や、農業改良普及センター・農協・市役所などを通じてご紹介・ご依頼があった視察は、これまでもすべて受け入れてまいりました。
しかしながら、あくまでもこれは事前にご紹介・ご依頼があったものです。
このところ、事前の連絡がなく、いきなり当園を見学したいと来訪されることが、複数件ありました。
当方も常に暇にしているわけではありませんので、十分な対応ができるものでもありません。
まして、名刺の1枚も差し出さないで、来訪者の方がどのような方でどこで何をされているのかも分からない状態で、〇〇について教えてほしいと言われても、何も話しようがありません。
とりわけ、農業者ではない、家庭園芸を楽しまれている方の場合は、当方とは立場が違うことをご理解ください。
当園への視察については、まずはご自身がお住まいの地域の農業改良普及センターまたは農協にご相談してください。
そちらの普及員さんまたは農協の指導員さんに、当方を担当する普及員さんと話をしていただき、普及員さん同士で視察の計画を立てていただければ当方としては100%お応えいたします。
家庭園芸を楽しまれている方には、視察をお受けする用意はありませんので、ご理解ください。
★★★2021.1.23追記★★★
関連しますが、電話・メールでのお問い合わせについても、ご配慮をお願いいたします。
原則として、農業技術に関する相談については、応じません。応じられません。
先日電話で、ホームページを見たといってキウイフルーツの剪定のやり方を聞かれた方がおられましたが、答えられるわけがありません。
当方が、先方様の畑を見たわけでもありませんし、仮に見ていたとしても、電話で話ができるような(口で説明できるような)事柄でないことは、農家であればお判りになることでしょう。
果樹の剪定は、畑の状態、樹の状態、枝の状態をそれぞれ見極めながら、販売状況など経営判断も含め、一つ一つを整えていくものであり、電話でやり方が説明できるようなものではありません。少なくとも、私自身はそこまでレベルは低くありません。
地域の普及員さんや農協さんなどに指導を仰ぎながら、地域の生産者仲間とともに、技術を習得していくべきものであると考えております。
そもそも、どちらのどなた様かもお聞きしておりませんでしたが、まずはこういったところから改善していただければと存じます。
★★★2023.04.30追記★★★
大学生の卒業論文などでの視察・見学・ヒアリングなどのご依頼は、直接のご連絡をいただければお受けします(平均して、年に1~2件程度ご依頼があります)。
事前に、所属大学・学科・専門分野・ご指導の先生のお名前・卒論の計画概要を、メールでご連絡いただければと思います(お問い合わせ欄からご連絡ください)。
なお、卒論完成後に概要・要旨などでも構いませんので、どのような論文を書かれたのかご報告いただくことを条件にさせていただいております。
当方の繁忙期(特に年末)についてはお受けできないことをご理解ください。また、当ホームページの内容を出来る限りたくさん読んでからお越しください。圃場見学・ヒアリング含め、1~2時間程度になります。
これまで当園に来られた学生さんは、記憶がある限りで、武蔵野美術大(建築)、法政大(生命科学)、国士館大(地理)、東洋英和女子大(保育)、東京農大(バイオビジネス・2名)、東大大学院(都市計画)、東洋大大学院(国際地域学・留学生)、千葉大(緑地環境学)、東京学芸大(環境教育)、早稲田大(地理)などです。
また東京学芸大(民俗学)、岐阜大(地理)、東大(都市計画)、千葉大(緑地環境学)、東京農工大(昆虫生化学)の先生も来られました。
学生さん、先生方に研究していただくことで、都市農業に少しでプラスとなればと思い、原則すべてお引き受けしています。私自身も勉強させていただきます。是非、研究成果を都市農業に還元していただきたいと思います。
小・中学生、普通科の高校生の見学(夏休みの宿題へのご協力等)については、かみ砕いての説明をするのが不得手ですので、原則としてお断りすることにしています。消費者・飲食業者等の方の圃場見学についても、市役所・観光協会などの特別の依頼があるものを除き、原則ご遠慮いただいています。





