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2018-06-07 22:37:00

資産管理部会の総会

昨日は、JA東京むさし資産管理部会の総会がありました。

また、先々週5月22日に小平地区の資産管理部会総会が行われました。私は小平地区資産管理部会の会計として、予算案の説明を担当いたしました。

 

都市農業基本法の制定や生産緑地制度の改正があり、今後数年間は都市農地を守っていく運動が重要になると思います。今後とも役員として務めを果たしたいと思っています。

 

本部会の総会後には、JA東京中央会の島田部長より都市農政に関する講演会がありました。

印象的だったのは、質疑応答の中で、福島顧問が「生産緑地指定30年を超えた農地が、特定生産緑地の指定を受けなかった場合、その後改めて生産緑地の指定を受けることは可能か」という質問でした。

島田部長は、「特定生産緑地の指定を受けなかった場合に、指定を受けたければ、改めて30年の生産緑地の指定を受ける必要がある」というようなお答えでしたが、

これに対してJAの小林副組合長が、「生産緑地指定30年を超えた農地はあくまで生産緑地であって、特定生産緑地の指定を受けなかったからと言ってただちに30年の生産緑地の指定を受けられるわけではない。一度、生産緑地を解除して、数年たってから改めて30年の指定を受けることになるはず」という注釈が付きました(島田部長がしきりに小林副組合長に恐縮していました)。

法律的に、きわめてきわどい内容で、おそらく立法時点でも想定していなかったこと(法律の穴)だろうと思います。しかし実務上は大いにあり得ることですので、非常に興味深いと思いました。おそらくこの点は今後改正が必要になっていくことと思われます。

 

 

本部会でも小平地区でも、なぜか話題には上がらなかったのですが、今年に入って不動産賃貸業界では大きな事件が続いています。

4月には女性向けシェアハウスを展開していた会社が倒産し、つい先ごろはレオパレスの物件で多数の違法建築が発覚しています。

いずれも30年保証を謳うサブリース(家賃保証)を事業の柱にしている会社であることが特徴かと思います。

当園の保有不動産(アパート「ルピナス」)は、大和ハウスが建築、ハウスメイトが管理しており、建築当初よりサブリースにより賃貸経営しています。現状はとてもうまくいっており、ここ数年は満室が続いていますし、ご入居の方にはご満足いただいているのかと思いますが、今後ともお客様第一主義でしっかり経営していきたいと思います。

重要なことは情報収集だと思っております。今はたいがいのことがネットで情報取れますし、宅建の資格などは取りませんが不動産実務検定はいずれ一度受講してみたいと思っています。

 

 

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