インフォメーション
2016-12-21 19:37:00
指導農業士になりました
平成28年度東京都指導農業士の認定式が行われ、指導農業士として認定されました。
平成28年度というか、東京都では今年から始まった制度ですので、第1回目の認定です。20市町村・43人が認定を受けており、小平市からは最も多い6名が認定されました。
今後、当園でも都内の農業後継者や新規就農希望者の研修受け入れを行うことになります。
東京都の指導農業士制度についてはコチラとコチラ、全国の傾向については農水省のページのコチラをご覧ください。
今回認定を受けた43名は、いずれも東京を代表するような篤農家の方ばかりです(知り合いも多いです)。私がその一員でいて良いのかと思うような気持ちもありますが、役割を果たせるように努力したいと思います。
本日は東京都の主催で認定式が行われ、主催者の東京都農林水産部長、東京都農業振興事務所長、島しょ農林水産総合センター長、来賓としてJA東京中央会会長、(一社)東京都農業会議会長、(公財)東京都農林水産振興財団事務局長が来られ、その他、立ち会った職員も軒並み東京都の農業関係では幹部クラスが顔を合わせているようでした。
認定式の後、記念講演として、全国指導農業士連絡協議会事務局(大日本農会参事)と、神奈川県農業経営士会長よりお話がありました。
指導農業士は昭和44年に長野県で始まった制度とのことで、今に至るまで、各都道府県の事業として実施されています(指導農業士に関する法律はないそうです)。東京で45県目だそうで、あと2県指導農業士の事業のない県があるそうです。
また各県の指導農業士会としては、国や県に対する意見具申する機会が多いような話でした。
農業の高齢化や後継者不足が言われて久しいわけですが、東京では農業後継者が出る割合も多く、新規就農希望者の数も相当数いるように聞いております。
これまで当園では、東京都農林総合研究センター研修生やフレッシュ&Uターンセミナーの視察を受け入れたことはありましたが、今後はもう1歩踏み込んだ指導をすることになると思います。
当面は、自分が学んだように教えるしかないわけですが、私自身も精力的に学びながら、役割をはたしてまいりたいと思います。