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2017-05-24 21:00:00
資産管理部会総会に出席しました
5月23日、JA東京むさし小平地区資産管理部会の総会に出席しました。
この時期はブドウ作業等で多忙を極める時期でもあり、これまで出席したことはなかったのですが、本総会から資産管理部会の地区役員・会計を拝命しました。
平成34年に、いわゆる生産緑地法30年を迎え、特定生産緑地が導入されるとのことで、この辺で農地法や相続税などを力を入れて勉強しようと考えていたところ、前任の地元役員であった大木さんから役員を代わってほしいと依頼され、渡りに船だと思いお引き受けしました。
会計をお受けしたのは、何かよく分からないうちに決められてしまったということですが。
これまで部会長をされていた小林さんは北多摩果樹研でもご一緒しているブドウ農家の先輩です。これまでも大変にお世話になってきた方で、たぶんこれからももっともお世話になる先輩農家だと思います。
新たに資産管理部会長になられた岸野さんは、以前青壮年部の役員でご一緒させていただいたこともあります。元JA職員という経歴もあり、温厚篤実な人柄で政策通ですので、一緒に仕事をしやすい方です。2年間の任期を一生懸命やりたいと思っております。
合わせて、小平市都市農政推進協議会の総会と、記念講演会が行われました。
講演会では、JA東京中央会の島田氏と細田氏から、特定生産緑地制度のことや、その他、最近の都市農政をめぐる情勢について説明がありました。
個人的にはこれらの法改正については良いものと思っていません。都市農業振興基本法が議員立法で法律化されたのに対し、生産緑地法改正は政府内の官僚のみでのクローズの議論(議論されていることすらオープンになっていなかった)で出てきたものであり、農業団体の意向などを反映する手続きがまったく踏まれておらず、民主的基盤を欠くものです。いわばだまし討ちです。法的整合性についてはかなり議論されているようですが、法的安定性という意味では問題です。
しかしいずれにしろ法律は法律として受け止めなければならず、今後も研究していかなかればならないと思っております。