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2018-12-30 23:19:00
TPP11の発効について
本日(12月30日)、TPP11が発効したとのことです。
昨日の日本農業新聞では、小売店や卸業者に対するアンケートとして、今後取扱いが増える見込みの品目の第1にブドウ、第2にキウイフルーツが挙げられていました。
ブドウもキウイも当園のメイン品目ですので、私としては心中穏やかではありません。
ただ、予想できる範囲で予想しますと、キウイの関税(現状6.4%)が即時撤廃されるからと言って、小売店での販売価格はおそらくこれまでと変わらないものと思います。卸値が6円下がったからと言って、小売価格を6円下げるようなスーパーはありません。お店の利益は増えるので拡販したいと思うようになるとはと思いますが、あとは消費者の判断です。
ブドウに関しても、これまでも輸入ブドウは300円前後の相当安い価格帯で販売されていたものと思います。
あれが植物学的にブドウだとしても、どう見ても美味しそうには見えません。
手に取ってお金を払う消費者がどの程度いるものかと思いますがいかがでしょうか。いずれにしろ、消費者の判断です。
私たちとしては、庭先直売・対面販売の特徴を出しながら、消費者と直接つながっていることを意識して、生産販売に努めてまいります。