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2023-11-30 22:56:00
東京農工大学教授ご来園
本日、東京農工大学の天竺桂(たぶのき)教授と学生さん2名がご来園になり、当園のゴボウ・ニンジンを調査されました。
昨日電話があり、「キクキンウワバ」という昆虫を研究しておりそのためにゴボウの畑を見せて欲しいという依頼があり、
聞き慣れない昆虫だったため、何のことかよく分からないまま了承しておりました。
本日ご来園になり、ゴボウの葉裏を丹念に見られて1匹だけ捕まえることができたようです。
3名で何十分も根気よく見られて1匹だけでしたが、捕まえることができて良かったようです。
アブラムシなら多量におりましたが。
こちらが、「キクキンウワバは、ゴボウの害虫ですか?」と聞いたところ、
先生からは「私たちは癌の研究をしています」という、思いもよらないお答えが返ってきました。
人間の癌のメカニズムの解明に、この昆虫を研究することが役に立つそうです。
最近の農学の研究の幅広さには、私のように30年前に教育を受けた者には驚くことばかりです。
東京農工大学はもともと養蚕関係から発展したので、昆虫関係の研究は進んでいるものと理解しておりましたが、
このような研究まで農学部の中でされているのは、本当に驚きました。
当園では、大学生の卒論などの調査のためにご来園になる場合は、原則としてすべて受け入れております(小中学生、普通科の高校生の見学については原則ご遠慮いただいています)。
ここ↓の下の方に書いている通りですので、ご希望があればご連絡ください。
https://goldkiwi.tokyo/info/3650494