５月２３日、ＪＡ東京むさし小平地区資産管理部会の総会に出席しました。

この時期はブドウ作業等で多忙を極める時期でもあり、これまで出席したことはなかったのですが、本総会から資産管理部会の地区役員・会計を拝命しました。

平成３４年に、いわゆる生産緑地法３０年を迎え、特定生産緑地が導入されるとのことで、この辺で農地法や相続税などを力を入れて勉強しようと考えていたところ、前任の地元役員であった大木さんから役員を代わってほしいと依頼され、渡りに船だと思いお引き受けしました。

会計をお受けしたのは、何かよく分からないうちに決められてしまったということですが。

これまで部会長をされていた小林さんは北多摩果樹研でもご一緒しているブドウ農家の先輩です。これまでも大変にお世話になってきた方で、たぶんこれからももっともお世話になる先輩農家だと思います。

新たに資産管理部会長になられた岸野さんは、以前青壮年部の役員でご一緒させていただいたこともあります。元ＪＡ職員という経歴もあり、温厚篤実な人柄で政策通ですので、一緒に仕事をしやすい方です。２年間の任期を一生懸命やりたいと思っております。

合わせて、小平市都市農政推進協議会の総会と、記念講演会が行われました。

講演会では、ＪＡ東京中央会の島田氏と細田氏から、特定生産緑地制度のことや、その他、最近の都市農政をめぐる情勢について説明がありました。

個人的にはこれらの法改正については良いものと思っていません。都市農業振興基本法が議員立法で法律化されたのに対し、生産緑地法改正は政府内の官僚のみでのクローズの議論（議論されていることすらオープンになっていなかった）で出てきたものであり、農業団体の意向などを反映する手続きがまったく踏まれておらず、民主的基盤を欠くものです。いわばだまし討ちです。法的整合性についてはかなり議論されているようですが、法的安定性という意味では問題です。

しかしいずれにしろ法律は法律として受け止めなければならず、今後も研究していかなかればならないと思っております。

キウイフルーツ「東京ゴールド」の開花が始まりました。

ほぼ同時にオスの花も咲き始めましたので、人工授粉の作業が始まりました。

おそらく１週間程度で満開となるものと思います。

「東京ゴールド」ほか、キウイフルーツの摘雷作業をしました。

東京ゴールドは花数がとても多く、ほとんどの花に「側花」をつけます。側花を含めて、３～１０程度の花で花叢（かそう）のように形成します。

このうち、中心の１つを除いて、蕾（つぼみ）のうちにすべて除去します。この作業が摘蕾（てきらい）です。

東京ゴールドは数が多いので摘雷にはとても時間がかかりますが、この作業がとても重要で、かつ必須です。

東京ゴールド以外の品種も側花をつけることがあり、すべての品種の樹を一通り見て回り、側花をすべて落としました。

東京ゴールドはまもなく開花時期を迎えます。オスの花がやや遅れて咲きそうで少し懸念しておりますが、例年通りの時期に授粉作業になりそうです。

これから忙しくなります。

当ホームページは開設以来１０万ＰＶ（ページビュー）を突破しました。

２０１４年８月１５日に開設した当ホームページは約２年半あまりで１０万ＰＶを超えました。

当初はアクセス数に気を使うこともなく、更新も滞りがちで、どのようにアクセスを集めたら良いかも分からず、日のアクセス数がヒトケタという日も多く、ゼロという日もありました。

インフォーメーション欄を活用することにより徐々にアクセスを増やすことができるようになり、一昨年末ころより１日あたり１００ＰＶ前後をキープできるようになりました。

また、２０１５年１１月９日にはテレビ東京「ＴＯＫＹＯガルリ」に出演させていただいたこともあり、１日で１６４０ＰＶ（２１時台と２２時台の２時間で１５００ＰＶ）という過去最高を記録することができました。

今後とも、当園直売情報とキウイフルーツ「東京ゴールド」の情報を中心に、東京の農家として１番アクセスを稼げるホームページを目指していきたいと思います。

皆様には今後とも変わらぬご愛顧をよろしくお願いいたします。

なお、記念すべき１００万ＰＶ目は自分で踏みました。