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2024-12-21 21:15:00
年末のオススメ
農産物だけではありませんが、このところの物価高の影響は確実に農業の世界にもあります。
肥料やビニールなどは石油製品ですし、また農機や軽トラに入れる燃料も非常に高いです。
世の中全般の物価が高くなる中、農産物直売所も少しずつは値上げをしていかなければならないと感じています。
それにしても、キャベツの高値はどうしたことでしょうか。
年末には下がるという見通しを12月上旬にお客さんにしていましたが、申し訳ありません。見誤りました。
こんな高値が続くわけがないと思っていましたが、本日の日本農業新聞の市況欄を見て、これは大変な相場になっていると思いました。
1ケース4000円(1玉500円)前後で動いています。これは市場の価格ですから、スーパーの小売値はさらに高いことになります。
当園のお客さんの動きも、少しおかしいなと思っていました。本日値上げさせていただきましたが、年末に向けてもう一段値上げを検討するかもしれません。
当園のような直売所にとって値上げは、利益の確保ではないと思っています。
敢えて言えば、業者対策。当園では、他の小売業、飲食業などの業者の方への販売を原則お断りすることにしています。
他のスーパーや市場よりも安い相場を付けてしまうと、業者の方が買い占めに来ることがあります。
そうなると、当園は「常にキャベツのない直売所」となってしまいます。
これだけたくさんの品目を揃えていて、特定の品目のみ特定の方に買い占められるのは、こちらとしても本望ではありません。また、多くの一般のお客さんにとっても良いことではないと思っています。
そうならないように、「業者の方にはとってはお断り価格」となるようなギリギリのところを取っているつもりです。
さて。
高いものばかりではありません。
本年度の生育が良く、収量が上がっているため、敢えて言えば売り切れないと判断しているものもあります。
ズバリ言うと、里芋、ゴボウです。八つ頭もそうです。
例年よりも安くしています。是非ご利用ください。
ダイコン、ニンジンなども比較的安めにしています。ブロッコリーもたくさん取れるようになってきました。
「○○が高い」とニュースに流れると、どうしても(どうしてか)その品目の動きが良くなる傾向がありますが、
安いものもありますので、賢い方は是非そちらをご利用ください。
里芋、ゴボウ、八つ頭、長芋は、今たくさん取ってきて年末需要に備えて準備中です。
是非ご利用ください。
2024-12-18 22:33:00
年末の営業について
年末の営業については、例年、12月29日までとお伝えしています。
30日、31日は在庫のみの販売です。例年、31日は午後2時ころに閉めています。
野菜類は豊富にありますが、なるべくお早めにご購入くださいますよう、ご案内いたします。
売り切れの際はご容赦ください。
23日以降は、自宅内には駐車できませんのでご理解ください。年末は繁忙に紛れ、不行き届きがあろうかと思いますが、何卒ご容赦ください。
なお、さといも・やつがしら・ごぼう、ながいもなど、日持ちする野菜については、クリスマスころにお買いあげいただくよう、おすすめいたしております。
白菜、キャベツ、大根なども、26-27日頃に順次お買い上げいただき、
年末最後には、日持ちしにくいほうれん草、小松菜などをお買い上げいただければ、と思います。
これは当園に限ったことではなく、一般的なスーパーでも同様に売り込んでいることと思います(公設の青果市場は、29日までの営業です)。
1万円札・5000円札のご利用は極力お控えください。
年始の営業については、未定です。例年1月10日ころまでは休業させていただいています。あらかじめご了承ください。
今日の売り場
上段・・・ゆず、ほうれん草、サニーレタス、ラディッシュ、八つ子、八つ頭
中段・・・ゴボウ、長ネギ、小松菜、カブ、ニンジン、さといも、大根
下段・・・キウイフルーツ(アップル、東京ゴールド)、赤カブ、三浦大根、聖護院大根、ブロッコリー、キャベツ
反対側・・・白菜、ミニ白菜、パクチー、ルッコラ、むかご
2024-12-01 22:04:00
長いも
ムカゴを拾いましたので、長いもの収穫を始めることができました。
今年も出来はかなり良いと思います。太さ・長さ充分です。
品種は「ずんぐり太郎」ですが、それほどずんぐりはしていません。
切って売っていますが、できれば大きいまま買っていただきたいと思います。
言っていただければ、切る前のものもご用意いたします。
1000円前後のものが多いと思います。大きいもので1500円くらい。
2024-11-22 23:44:00
グリホサートに関する講演会を拝聴しました
グリホサートに関する講演会をオンラインで拝聴しました。
農業技術通信社が運営するAgri Factで紹介されていたものです。
「グリホサート評価を巡るIARCの不正問題」と題し、ケイト・ケランド氏(元・ロイター記者)と、唐木東大名誉教授が講演されたものです。
詳細は控えますが、ケ゚ランド氏が強調していたのは科学ジャーナリストとしてのコミュニケーションの重要性ということだと思います。
もとよりグリホサートの安全性については議論を待たないところであり、
主要な国際規制機関の中では、IARCのみが発がん性を指摘していますが、
そのIARCの評価にも不正があるというスクープをケランド氏は発表しました。
もはや、グリホサートを危険とみなす考え方は砂上の楼閣と言えます。
デマや陰謀論は、知識や情報量に接することが少なくて(知らずに)信じている場合と、
確信をもって信じ、情報を発信している場合の2通りがあると思われます。
農業技術分野のコミュニケーションについて、
私はこれまで受けてきた教育や学んできた知識・情報を基に、科学的な発信に努めたいと考えます。

