インフォメーション
2019-07-19 09:16:00
日本農業新聞に掲載されました
本日付けの日本農業新聞最終面に、当園キウイフルーツ「東京ゴールド」の原木が枯れた記事を掲載していただきました。
オリンピックと絡めての切り口で記事にしていただきました。
基本、悲しい話なのですが、カメラ目線のドヤ顔が掲載されることになり、失礼しました。
原木が枯れた経緯については、以前にこちらで記事にしています。
https://goldkiwi.tokyo/info/2596730
https://goldkiwi.tokyo/info/2621290
なお、当園では原木から増殖した東京ゴールドがたくさんありますので、本年度の果実販売は2,3割は減少しますが、販売自体はできる見込みです。
収穫は11月の予定です。
2019-07-17 22:01:00
キウイフルーツの企業的経営について (その2)
当HPのインフォメーション欄で、1番ではないですが、かなり読まれているページが、昨年4月に書いた「キウイフルーツの企業的経営について」と題したものです。
https://goldkiwi.tokyo/info/1994405
日本農業新聞の記事を紹介する形で書きました。宮崎県都農町に進出してきたNZ系のキウイ生産会社によるキウイフルーツ栽培について、うたい文句と地元役場との間での齟齬があるような内容の記事でした。
私のホームページでこの記事が読まれているのは、おそらくその関係に興味を持って検索をかけたり調べたりする人が、多くおられるからだろうと思います。
本日付の日本農業新聞に、続報が出ていました。
もともとNZ側は、国内で栽培させる場合には「1園地2ヘクタール以上」という条件を付けていましたが、これをクリアするには一般農家では厳しいので、これを緩和するように求めるとのことです。
また、耕作放棄地の解消や地元の雇用創出も謳っていましたが、実際には全く進んでいないようです。
この際、はっきり言ってしまうと、どうして都農町はゼスプリさんと組んでしまったのかなと思うわけです。
無理に東京ゴールドをやってくれというわけではないですが、ゼスプリさん以外の品種であれば、1園地何ヘクタールとか、そういう条件は何もありません。果種協に所属する苗木屋さんから苗を買ってもらえさえすれば良いだけです。今からでも遅くないので。
もともと都農町は畜産とブドウの町だと思います。これにキウイを組み込むのはさして難しいことではありません。
例えば、夫婦2人・1ヘクタール規模でブドウ専業の経営されている場合、ブドウを少し減らしてキウイ50アールくらいを組み込むのは難しいことではないと思います。むしろ、作業が平準化してラクになると思います。
ただし、キウイ2ヘクタールというなら、これは難しいです。夫婦2人だけではこなしきれません。
もともとキウイは、5月の授粉、11月の収穫、1,2月の剪定の時期に、集中的に労力が必要になり、これ以外の時期はやることがあまりありません。
おそらく2ヘクタール規模になると、授粉の時期(約10日間程度)だけは、家族だけではこなしきれません。失礼ですが宮崎県の田舎町で、この時期だけ集中的にバイトに来てくれる人がいるでしょうか。繰り返しますが、この時期だけです。収穫も、ある程度は時期の余裕はありますが、やはり家族労力だけというわけにもいかないと思います。繰り返しますが、非常に短い期間だけの話です。
企業的経営にして効率的な栽培、というのは聞こえは良いですが、実際に農業をやっている者からすれば、家族経営の中で労力の配分や農地の適性などを考慮して品目を考えるというほうがむしろ効率的で、合理的な考え方だと思うのです。
東京ゴールドをやってくれとまでは申しませんが、キウイの品種と、組む相手を再考なされたらと思わないわけにはいきません。
2019-07-16 07:26:00
本年度ブルーベリー摘み取りを予約の皆様へ
ブルーベリー摘み取りを予約の皆様へ。
本年度は梅雨らしい梅雨で、というか、あまりの雨続きで非常に困っています。
ブルーベリー摘み取りでは実際に畑に入って、ある意味農作業をしていただく形になります。
当日が雨でなくても、前日に雨が降っていた場合は、おそらく枝葉は相当に濡れていると思います。
雨合羽、ゴム長靴をお持ちになった方がよろしいかと思いますので、お伝えいたします。
なお、7月21日のブルーベリー摘み取りについては、すでに予約を締め切りました。
2019-07-08 22:37:00
トウモロコシの茹で時間
トウモロコシの最盛期です。
本年は小さめサイズが多く、申し訳ありません。
春先から雨が多く、生育が思うように行っていないようです。
災害を受けている地域もある中で、あまり言いにくいことではありますが、このところの雨続きは、本当に困りものです。
当園のトウモロコシの品種は、「しあわせコーン」といいます。
最近は、どの品種も甘くて柔らかいものばかりですが、この品種も非常に甘く、肉質・皮は柔らかいと思います(ちなみに、なぜこの品種を選んだかといえば、ひとえに栽培性の良さです)。
トウモロコシの茹で時間についてご質問をいただくことがあります。
主要なレシピサイトを調べましたが、5分が適当としている記事が多かったようです。しかし、5分は長すぎると私は思っています。
あまり茹で時間が長いと柔らかすぎてしまって、べちゃべちゃでおいしくないと私は思います。
いろいろやってみましたが、当園のトウモロコシに関しては、茹で時間1分半から2分が適当かと思います。
1本を半分に折り、一番小さい1人用ラーメン鍋に薄く水を入れ、沸騰したところにトウモロコシを入れます。ここから1分半です。
トウモロコシが水に浸るほどではなく、半分程度が浸る程度にしておきます。20秒ほどでコロコロ転がしながら全体が色が変わったところで上げます。
水の量が多いとぶよぶよになりやすいように思います。この場合はせいぜい1分でも良いのではないかと思います。
要は、全体があったまる程度でよろしいのではないかと思います。
おいしいお米の表現で「粒が立っている」という言い回しがありますが、トウモロコシでも同じように、粒が立っている状態というのがあると思います。
生のトウモロコシの薄い黄色から、茹だったトウモロコシの濃い黄色に変わったころが一番おいしいように思います。粒が立っている状態です。
トウモロコシは茹でたてが一番おいしいですね。粒が立っている状態で食べてしまいたいと思います。
冷めてもおいしいトウモロコシというのもあるらしいですが、茹でたてのほうがおいしいに決まっていますよね。
もちろん収穫したてがおいしいのがトウモロコシです。是非直売所をご利用ください。




